で、どうするかというと、メールソフトかネットスケープをブルペンから追い出して、インターネット・エクスプローラに肩を暖めてもらう必要があります。
で、この作業が面倒だなーという場合、プルペンを広くすれば問題が解決されます。それがいわゆるメモリー増設という作業なのです。
仮想メモリーとは
仮想メモリーとは字のごとく、メモリーの容量を仮想的に増やす仕組みです。例えば128MBしかないメモリーでも、256MBあるように装って、大きなメモリーを必要なソフトや、複数のソフトを同時に使用することが出来るようにする仕組みです。
上の例でいえば、ブルペンを実際は広くしていないのだけれども、あたかも広くしたようにする仕組みで、メールソフトもネットスケープもインターネット・エクスプローラも同時にブルペンでピッチングをすることができるようになります。
”なーんだ、そんな便利な仕組みがあるなら、メモリーの増設は不要じゃん”、なんていう考えは短絡的です。実はこの仕組みにはちょっとした裏があります。
実はメールソフトもネットスケープもインターネット・エクスプローラも同時にブルペンでピッチングをすることができるようになりますが、これは交代で投げているのです。2人しか投げられないブルペンで3人が投げるのですから、誰かが常に休んでいることになります。ある時はメールソフトもネットスケープ、ある時はネットスケープもインターネット・エクスプローラ、ある時はメールソフトとンターネット・エクスプローラのように、2人が常にピッチングをして、1人は常に休憩しています。そして、この3人が交代交代で、あたかも3人が同時にピッチングをしているように見せかけているのです。
そんな感じの投げ込みですから、監督が”ピッチャー交代、ネットスケープ”なんて言われても、ネットスケープが休憩しているような時でしたら、すぐにマウンドに向かえないのです。そのため、この交代にちょっとした時間(通常数秒ですが)がかかることがあります。この待ちは使用するソフトが変わるたびに発生します。
そのため、
一度にたくさんの種類のソフトを切り替えて使うようなユーザーの方にはいらいらすることがあります。上の例のようなメールとブラウザーの切り替えだけならいざしらず、そこにエクセルを使用したデータをワードに取り込んで、エディタからテキストを取り込むなんてことになったら、ソフトの切り替えが何回にもおよび、ちょっとした待ちでも、合計すればかなりの待ち時間になってしまいます。
で、こうなったら潔くメモリーを増設したほうがよい訳です。
メモリー量はいくらが最適か
これも初心者の方によく聞かれる質問ですが、ケースバイケースですので、万人向けの回答はありません。
OSが使用するメモリー量も環境によって変わりますし、使用するソフトによっても変わります。
一番簡単な回答は、”もしお金に余裕があれば、最大搭載量分だけ取り付ける”というものです。これであれば、後に使用する環境が変わりメモリーをたくさん使うようになった場合ても、後悔することはありません。
で、お金に余裕がないというか、余計なメモリーを増設しても無駄だというご意見の場合、これは私の勝手な意見ですが、こんな感じになります。
1.ネットユーザー
使用するのはメールソフトと、ブラウザー程度という場合、64MBから
128MBもあれば十分です。
2.OA作業をする人
使用するのはワードとかエクセルが主体という場合、これも64MBから
128MBもあれば十分です。ただ、これにネットでの作業が入るなら、
128MB〜256MBあったほうが良いと思います。
3.ゲーマー
ゲームの種類によりますが、普通の場合64MBから128MBもあれば十分で
す。
4.デザイナー
フォトショップ、イラストレーターなどを使用する場合、これは最大量搭載する
ことをお奨めいたします。特にフォトショップは使用するファイルの大きさの3
倍あると余裕をもって仕事が出来るとか。
5.OSXユーザー
大きければ大きいほど良いです。というのもOSXは仮想メモリーを使用するこ
とを前提に作られています。そのため、大きなメモリー量でできるだけ仮想メモ
リーが働かないようにしてあげたほうが快適に使用できます。
メモリーが足りているか否かをチェックする方法
自分自身の環境でメモリーが足りているかどうかををチェックする簡単な方法があります。それは仮想メモリーをオフにしてみて、メモリー不足のエラーメッセージが頻繁に出るかどうかです。もしでないようでしたら、たぶん足りているはずです。もし頻繁にでるようでしたら、メモリーを増設するのも一案かと思います。
また、少ないメモリー量で仮想メモリーを使用すると、システムが安定しないなんていうこともよく聞きますので、
システムが不安定だなと感じたら、使用メモリー量をまめにチェックしてみるといいかもしれません。
メモリーの取り付けについて
メモリーのインストールはコンピュータ部品の取り付けのなかでも一番簡単な部類に属するものです。しかし、最初の一回はだれにも恐いものです。
私も一番最初に購入したQuadra 700のメモリーを取り付けるのに、静電気が飛ばないようにと裸になって、それも1時間以上もかけて作業をした記憶があります。大の大人が全く間抜けな格好でした。
一度出来てしまえば何てことないのですが、最初の一歩というのは大変勇気がいるものです。
そこで、マックメムのアドバイスとすれば
1.友人などの経験者に立ち会ってもらう。
もし友人や近所の人でメモリーの取り付け経験がある人がいれば、初回だけはその人に立ち会ってもらえばよいと思います。
間違いがあるような時に指摘してもらうとか、分からない点を聞くようにすれば、かなりスキルがアップします。
また、メモリーやマザーボードを壊す可能性もほとんどなくなります。
2.ショップに持ち込む。
こうなりますと有料になりますので、お高くなりますが、勉強代だと思って割り切りましょう。
対面修理のようなものであれば、担当の人にあれこれ聞いて次回は自分で出来るのであれば、
それほど高い授業料ではないと思います。
それでも自分でぜひともやりたいという場合、
1.ばらし、改造本を購入する。
出版社各社からいろいろ改造本がでていますので、確認してみてください。
もちろんマニュアルに取り付け方法がある場合はそれも熟読してください。
2.雑誌記事を探す。
雑誌の多くがマシンが最初に発売された時点でばらしかたとか、メモリーの取り付け方などを特集していることが多いので、
それを探して見てください。
3.ネット上で探す。
ユーザーがばらし方とかメモリーの装着方法など解説しているページがよくございます。
または、アップルが正式に公開している書類などもあります。とくにアップルのQTVRは大きいのでダウンロードに
時間がかかるかもしれませんが、見ておいて損はないと思います。
本や雑誌でメモリーの取り付け方を勉強する場合、問題点はメモリー装着時に、力をどれだけ入れたらよいかが全くわからないということです。デスクトップのメモリーの取り付けなどの場合、かなり力を入れて押し込むとか、かなり力を入れて引き抜くなんていう場合がありますので、その要領がつかめるまではかなり恐い思いをしなくてはいけません。
で、メモリーの取り付けに自信がないなー、メモリーを購入してから取り付けができなかったらどうしようなんていう方にはお手軽な練習方法があります。それはまず既存にあるメモリーを取り外して、それを再度取り付けるというものです。この場合、取り外す場合の強さをまず体感出来ます。取り付ける時は逆に取り外しの逆の力をかけることがわかります。
それから、メモリーの挿す方向、上下左右間違えますと取り付けできるメモリーも絶対に取り付けできません。切り欠きがありますから、メモリーの取り付け方向はそう間違えることはないと思いますが、確実に取り付けるためにはこんな些細なことでも気を遣ったほうがいいですね。
ただし、この方法はiBookや旧iMacのように増設スロットが空という場合もありますので万能ではありません。ただ、そんなマシンでもとりあえずメモリースロットを見るところまで開腹してみると、自信がつきます。
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