大学博物館で植物の研究をしている、遠藤さんのコラムです。
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No.070
「サクランボ」を増やして「サヤエンドウ」を作る話
そして、キウイフルーツを組み立てるまで
12月21日 日曜日

遠藤です。みなさんこんにちは。
前回の果実の進化のお話はどうだったでしょうか?

果実にはサクランボのように1つの果実に1つの種子が入っている場合と、ピーマンとかサヤエンドウのように1つの果実の中にたくさんの種子が入っている場合とがあります。

今回は種子の数が多い場合を考えてみたいと思います。サクランボと同じやり方で、種子の数を増やしたらどうでしょう?


さて、これはどんな果実になるでしょうか?



いろいろあると思いますが、例えば、サヤエンドウの果実などはこのパタンですね。

今回は種子が1つのシンプルなサクランボのようなパタンから種子のたくさんはいっているサヤエンドウのようなパタンを導きましたが最近のいろいろな研究例を見てみると、種子の数は多い物から減少していく事も実際は多いようです。

ここでは、実際の進化では必ずしも1から多数へという傾向があるわけではないことだけ覚えておいてください。

さて、今度はキウイフルーツを見てみましょう



美味しそうな絵ですね、今回もイラストはあじこさんにお願いしています。

横にカットしたキウイをよく見ると、いろいろなことがわかります。種子・果実についていえば

1)種子は中心の方に偏って付いている。
2)種子と種子の間は白い壁みたいな物によって仕切られている。

ということがわかります。

さあ、このキウイはどういう風に進化してきたのでしょうか?

ヒントを得るためにキウイの花を見てみることにしましょう。
みなさんはキウイの花を見たことがありますか?



キウイの花はこんな風になっています。右下には若い果実が見えますね。

注目して欲しいのはキウイの花の雌しべの数です。
結構たくさんありますよね。この雌しべの数が、実はキウイの断面で見えた白い壁の数なのです。

キウイの花の写真の雌しべは、サヤエンドウでいうと



この矢印の部分に当たります。ですから、キウイはサヤエンドウ型の果実の集合すなわち



このようになっているのです。

サクランボと、キウイは大きさや色こそ違いますが、形はまるくて同じです。
でも、その仕組みはまったく違う物でした。出来上がった形を見ただけではその中身はわからないものです。果実だけではなくて私たちのまわりにもそんなものは多いのではないでしょうか?

次回はイチゴ、キイチゴの果実のでき方を見て行きたいと思います。
イチゴと、キイチゴは「美味しい部分」が全然違います。私たちはどこを食べて美味しいといっているのでしょうか?クリスマスケーキを食べたときに予習してみてください。私たちが今まで見てきた知識があれば、答えられると思います。

今年のモバイルガーデンはこれでおしまいです。
今年の7月からカウントが始まったカウンターも1万8千を超えています。ひとえに皆様方のご愛顧のたまものだと感謝しています。また来年もよろしくお願いいたします。

みなさまに、楽しいクリスマスと、すてきな新年がやってきますように。


No.069
乱舞するハトがついばむもの
ハトが教えてくれたケヤキの親心
12月9日 火曜日

遠藤です。みなさんこんにちは、前々回のモバイルガーデンはちょっと難しかったですか?果実の進化シリーズは全部で3回を予定しています。

連続してやると、学校の授業みたいになってしまうので、あいだにちょっとしたお話を挟みながらやってゆきたいと思います。

最近ではすぐに日が斜めになって、暮れやすい日々ですね。
そんなある日の午後、大学の校内を歩いていると、ハトがたくさん集まっているところがあるのを発見しました。



ハトたちは何をしていると思いますか?

近くに寄っていっても全然逃げないので、写真の左側にある階段に腰をかけて、彼らが何をしているのか見てみました。

何かついばんでいるようでしたが、地面には葉っぱがあるだけで、食べ物があるようには見えませんでした。

ハトにはちょっと悪いのですが、ハトにどいてもらって、そこに何があるのかを見てみました。

最初はわからなかったのですが、



どうやらハトたちはこの落ちている小さな枝をついばんでいるようでした。

更によく見ると・・・



赤い矢印にあるのはケヤキの果実です。ハトはこの果実を食べていたのですね。

ケヤキは果実を果実の着いた枝ごと落とすようです。たくさん見てみたのですが、どれも果実は枝に着いたまま落ちていました。

そんなケヤキの果実の着いた枝を1つ持って高いところから落として見ました。そうすると、すーっと、紙飛行機のように遠くへ飛んでゆきました。

果実のままだと親の木の下に落ちるだけですが、枝と葉を付けて果実を落とすことで果実を風に乗せて遠くに運ぶことができるのだと思います。

種子は子供で、枝は母の体からできています。

自分の身を削って子供を送り出す親心なんだな、と思いました。


No.068
フォトレポート
Say hello to Ginza
12月1日 月曜日



遠藤です。みなさんこんにちは。

アップルの初の海外店舗として本日銀座にオープンしたアップルストア銀座店に行ってきました。

実は須山さん *)のお誘いで、前日から銀座入りしておりました。ほかのイベントなどもあって、実際にアップルストア銀座店に到着したのがオープン30分前の9時半。

結局入店できたのが午後の1時半でしたので4時間並んでやっと入店することができました。



お店はとても混んでいて、ゆっくりお買い物という感じではありませんでしたが、一通りぐるっと回ってみました。

アップルストアのエレベーターは事前にいろいろな媒体で紹介されましたので有名ですね。

ところが、アップルストアにはもう2つのエレベーターがあることがわかりました。

フロアのエレベーターの方を向いて右側のアルミ色の扉は階段なのですが、それと同じデザインで、左側にもドアがあるのです。何も書いていなかったのでみんな開けて入っていましたが、入ってみると、行き止まりで、そこにはエレベーターが2台設置されていました。

多分1台はサヱグサ用のもの、もう1台はアップルストアの業務用のものだと思います。
ちゃんと、上下のボタンと、各回に止まるためのボタンが付いた普通のエレベーターでした。

ただ、扉はシルバーカラーでした。

オープンを記念して先着2500人にTシャツが配られました。4時間も並んだのでもう無くなっているかと思ったのですが、何とかぎりぎりでいただくことができました。

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こんな、白い化粧箱に入っていました。



配布時にはランダムに配られていたのですが、箱の後ろにはサイズが書いてあります。一緒に並んだ方に聞いてみたところ、S, M, Lの3つのサイズがあったそうです。



白い化粧箱を開けると・・・



赤いタグが着いていて、301103と今日の日付が書かれています。



Tシャツを取り除くと、底にSay Hello to Ginzaと書かれていました。



Tシャツは半袖でアップルのマークと、Ginzaと書かれています。



バックはこんな感じです。

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その拡大、Designed by Apple in California と書かれています。

アップルストアの正面や、屋上に白いアップルのマークが着いているのはみなさん、webなどでご覧になったことがあると思いますが、アップルストアの裏に回ってみると



こんな、シルバーカラーのアップルを見ることができます。
こちらもなかなか良いですね。

店員さんもフレンドリーでなかなかすてきな方ばかりのようです。もっと落ち着いてきたら、ゆっくりお買い物に行きたいと思います。


*)
http://www.suyama.jp/
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