GMしらいしが、CD棚からiTunes棚に移した音楽のコラムです。
極私的な内容で、不定期に更新します。


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File No.003
Mar.24th 2003

Pink Floyd
Dark Side of the Moon
(邦題:狂気)

30年経っても驚異のサウンドは色褪せない

マックメムGMのしらいしです.

このアルバムが発表されたのは1973年.つまり30年前です.ピンクフロイドは数々の名盤を発表していますが,中でもこのアルバムは今でも燦然と輝く光を放つ名盤中の名盤です.

とにかく音が良い!! 30年前とは信じられないくらい良い音がします.ここで言う音の良さというのは音が粒だっていて,はっきりと定位する状態を言います.最近SACD版が発売されて,5.1チャンネルで聞けるそうなのですが,またマスタリングをしたんでしょうね.当時4チャンネルというオーディオの方式があったのですが,この頃からちゃんとマルチチャンネルを意識したミキシングが行われていたのでしょう.

この音の洪水とも言えるアルバムのエンジニアリングを担当したのが,鬼才アラン・パーソンですね.彼自身もアラン・パーソンズ・プロジェクトとして数々の極上の音楽を作り上げています.

アルバム自身は,ビルボードチャートに何年もの間チャートインを続けたお化けアルバムとしても有名です.今で言えば中島みゆきの「地上の星」が何倍ものスケールで売れ続けたようなかんじですね.

しらいしが初めてこのアルバムを聞いたのは中学校1年の時,比較的裕福な友人の家に遊びに行った時,大きなステレオ装置で4チャンネルでこのアルバムを聞きました.この頃,桜田淳子のファンだったんですが(爆)まだ洋楽だとかロックだとか全く理解できなかった私が,いきなり聞かされたこのピンクフロイド!! 友人がすごく大人に見えたのは言うまでもありません.

アルバムというものが,シングルヒットの寄せ集めではなく,トータルコンセプトによる芸術作品だという事を知ったのもこれが最初でした.高じてバンドをやりだしてからこの中の "Time" という曲をコピーして自宅録音なんかもやりました.そのサウンドは...もう最悪!! ドラムはドラムマシーンに8ブラザースの高音部のタムが無くて,コーヒーの缶の底を叩いて代用,もちろん目覚まし時計も集めまくりました.こうした工夫は,トッド・ラングレンやマイク・オールドフィールドにも負けていないと自負しております.(爆)

それにしても,それまで脳天気な曲ばかり聴いていたのが,マイナーコードな曲を斜に構えて聴くようになったのは,アルバムのタイトルのとおり Darksideに墜ちていったせいかもしれません.だから,アナキンの気持ちは良く分かるのさッ!(謎)


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