
GMしらいしが、CD棚からiTunes棚に移した音楽のコラムです。
極私的な内容で、不定期に更新します。
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白雁と少女と画家の物語 マックメムGMのしらいしです. とりあえずプログレ四天王のアルバムを1つずつ紹介しておこうかなと思ったのですが,急に気が変わって,今日のアルバムはキャメルのスノーグースです.なぜか急にメロディーが頭に浮かぶ事ありますよね.思い切りパワーのある曲が聴きたいときもあれば,ちょっと癒されたい気分の時もあります.春の風邪引きは,後者に流れていったみたいな感じです. さて,このスノーグースというアルバムは,ポール・ギャリコという作家の「白雁」(もしくは「白雁物語」)という短編小説にインスパイアーされたコンセプトアルバムになっています.キャメルの音楽的な特徴といえば,泣きのギターとフルートサウンド,小気味良いリズム隊ですが,このアルバムではクラシカルなアレンジ満載で,作りとして非常に凝ったものになっています.特に15曲目の "La Princesse Perdue"(迷子の王女さま)が流れるまでの課程と,この曲のドラマティックなクラシック調の展開は聴き所です. このアルバムもまた,先輩から借りて聞いたのが最初で,一緒に小説も貸してもらいました.もし,これが映画化されたならばそのままサウンドトラックとして使われたものではないかと思うほど,小説の風景を見事に再現しています. 白雁(スノーグース)は,北米に生息する渡り鳥で,越冬のために南へ渡ります.実際の姿を見た事はなかったのですが,数年前に「グース」という映画がありまして(原題はFly Away Home)少女が自然破壊によって渡れなくなったグースの母親となって,グライダーで一緒に飛ぶお話なのですが,すごく映像が綺麗で引きつけられました.初めてグースが飛ぶ姿を見ました.(スノーグースとグースが同じかどうかは知りません)ここでキャメルの曲がバックだったり良いのになどと思いつつ,映画を見たのを覚えています. ギャリコの小説では傷ついたスノーグースと孤独な少女と醜い画家の物語ですから,ちょっと映画と背景が似ているとも言えますね.そういえばマザーグースというのもありますね.欧米ではグースという鳥は,日本でいうところのメダカとかスズメなどと同じような位置づけで,子供と相性の良い動物なのかもしれません. 最近はアルバムをまとめてというような音楽の聴き方はされなくなりましたが,このアルバムは一度聴きだすと途中で止めるという事ができなくなるのが不思議です.静かに落ち着いた気持ちでゆったりと鑑賞して癒されてみてください.その前に泣けてくるかもしれませんけど..(^^; |
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