GMしらいしが、CD棚からiTunes棚に移した音楽のコラムです。
極私的な内容で、不定期に更新します。


バックナンバーはこちらから


File No.008
Apr.10th 2003

Paul McCartney
Off the Ground

カモン・ピープルは傑作だと信じている!

マックメムGMのしらいしです.

File No.2でジョン・レノンの「イマジン」をとりあげてそれっきりでしたが,早い段階でポールのアルバムも書きたくてウズウズしておりました.取り上げたアルバムは,比較的最近のアルバムである,「オフ・ザ・グラウンド」です.丁度,2002年の来日の前の来日である1993年の"New World Tour"での新作アルバムでした.


今思えば,リンダと一緒に来日したのはこの時が最後でした.私見だしあんまり言われない事なんですが,ポールのアルバムのコーラスにリンダの声は欠かせないし,凄く音楽的にも素敵なものだと思います.Ah〜 という単純なロングトーンも,リンダの声とポールの声のマッチは本当に素晴らしい.ビートルズもそれぞれ個性のある声の持ち主同士の化学反応で不思議でかっこいい(そうかっこいい)サウンドになっていましたけど,それとはまた違う味わいのある素敵なサウンドです.

このアルバム,実は友人からテープに録ってもらって聞かせてもらっていて,CDでは持っていませんでした.ちょうど1993年の来日の時,福岡ドームで2日間見たのですがその予習用です.で,その後10年経ってからCDを新たに買う事になったのですが,そのきっかけというのが,アルバムに収録されている「カモン・ピープル」という曲のせいなのです.

2002年の来日の時は,諸事情で見に行けなかったのですが,そのかわりにこの1993年のライブを聞き直しました.そうしたらフツフツと当時の事が甦ってきたのです.「カモン・ピープル」の演奏中,左右の巨大スクリーンに(本当にあのスクリーンはでかかった)人種,年齢,性別にかかわらずたくさんの人物の写真が映し出されました.おそらくプロカメラマンでもあるリンダの作品だと思います.(なにしろ旧姓はイーストマンですからね(^_^))そして,最後の最後,エンディングで映し出されたジョンとポールの巨大なフェイスショット.もう,背中に鳥肌というかなんというか突き抜けるような衝撃が走ったのを10年ぶりに思い出しました.

そうしたら,居ても立ってもいられず,CDショップに行ったのですが,小さな店には中途半端に以前のアルバムって全然置いてありません.何とか探し当てて,いそぎiTunesに読み込ませて(^^;聞きまくり! いやあ,本当にこのアルバムって聞き込むほど味が出てきます.「カモン・ピープル」に限らず,他の曲も本当に素晴らしい.当時のライブの事を思い出しながら楽しかったあの日の事,リンダに会った最後の日を思い出しながら.感慨にふけったのです.

あとで調べてみたら,「カモン・ピープル」は,ジョージ・マーティンにポールがオーケストラのアレンジを依頼してたんですね.さもありなん.あの味わいはまさにビートリー!! 昨年,米国の同時多発テロのチャリティ・ライブの時,フリーダムという曲を作って演奏しましたが,ぜひ「カモン・ピープル」を全員でやって欲しかったなあ..もう一度ライトを当ててあげたい曲なんです.

ちなみに,この曲「レット・イット・ビー」よりもコードが複雑なので,ちょっとピアノのコピーには苦労します.(弾ける方にはお茶の子さいさいでしょうけど)


macmem.com
運営:(有)青い空 店長:猪川紀夫
info@macmem.com
日本オフィス:〒222-0037 神奈川県横浜市港北区大倉山3-5-11-A
電話/FAX:045-543-0998


■当社はオンラインストアーであり、販売形態は通信販売のみです。
■電話でのお問い合わせは受け付けておりません。メールでのみ対応させて頂きます。
■商品の価格・仕様・発売時期等は、予告なしに変更される場合があります。
■このウエブサイトに掲載されている内容を無断に転載することを禁止します。
■このウエブサイトのリンクは自由ですが、事前にご連絡ください。