GMしらいしが、CD棚からiTunes棚に移した音楽のコラムです。
極私的な内容で、不定期に更新します。


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File No.015
May 26th 2003

U.K.
Night after Night

キミタチ サイコダヨ!

マックメムGMのしらいしです.

U.K.の日本でのライブアルバムです.実はこれアナログでもCDでも両方持っていたりするのです.アナログの方には,特製U.K.ポスターがついていたりしました.まるでアイドル系のような勘違いしたような図柄で,ちょっとお茶目なものです.

また,このアナログ盤の当時は日本でしかアルバムがリリースされていなかったはずです.というのも,このU.K.の活躍した70年代末はプログレは下火に向かったころでして,かつて様々なバンドで慣らしてきた彼らにとっては辛い時期だったのですが,日本だけは違いました.彼らを熱狂的に出迎えてくれた事に感激し,ベース&ボーカルのジョン・ウェットンが思わず発したコトバ「キミタチ サイコダヨ!」は,もはや伝説となっています.(おかげで,ジョン・ウェットンは日本でのライブのたびに,このセリフを言っているとか言わないとか.これじゃまるで吉本新喜劇のネタのようだ)

さて,U.K.はこのライブアルバムを含めて全部で3枚のアルバムしか出していませんのが,どれも傑作ぞろいです.このライブの頃(末期ですが)はトリオ編成なのですが,キーボード兼ヴァイオリンのエディ・ジョブソンのライブプレイは本当に凄まじいの一言です.ドラムのテリー・ボジオは,フランク・ザッパの元で修行した(^^;スーパーテクニシャン,手数(てかず)の多さはこれまたすごい.そしてベース&ボーカルのジョン・ウェットン兄貴!! クリムゾン時代から男臭くて大好きです.

トリオのロックバンドというのは,一瞬音がとぎれそうでハラハラさせてくれます.綱渡りを見ているようなそんな感じでしょうか.逆にテンションがずっと高いわけですから,凄まじいテクニックのオンパレードで演奏を聴かせてくれますね.(EL&Pしかりラッシュしかり)逆にそれだけのテクがないと,3人でバンドの演奏なんて出来ないのかもしれません.

不遇な時代に生まれて消えていった最高の3人組,一瞬咲いて散っていった彼らの脂の乗りきった演奏が切り取られているこのアルバムは本当に名盤だと思います.こっちからも言わせてもらわなきゃ!「キミタチ サイコダヨ!」そして当時のライブを見た人「キミタチ ウラヤマシ!」



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