
GMしらいしが、CD棚からiTunes棚に移した音楽のコラムです。
極私的な内容で、不定期に更新します。
バックナンバーはこちらから
鐘の音よ、世界に響け! マックメムGMのしらいしです. 1973年にリリースされた,マイク・オールドフィールドのデビューアルバムです. 聞いた事が無い人でもこのジャケットだけはどこかで目にした事があるのではないでしょうか.名盤です. チューブラー・ベルズとは,NHKのど自慢のあの鐘そのものです.お金に余裕が無いととても買えません.(最近はシンセで十分ですが..) このアルバムが制作された当時,まだまだ録音の為の音響機材のシステムは16トラック程度のテープデッキによるものでした.マイクは基本はギタリストですが,マルチプレイヤーとしてありとあらゆる全ての楽器を演奏し,二千回とも呼ばれるダビング作業を9ヶ月以上かけて行い,この作品を完成させています.音楽をカジった方なら,4トラックのカセットデッキで多重録音で演奏を録音された方もいらっしゃるでしょう.それだけでも非常に辛い作業でした. 当時の音楽の状況から見たときに,実に斬新で実験的な内容をただ一人理解したのが後にイギリスを代表する起業家となるリチャード・ブランソンです.彼の最初の事業となったヴァージン・レコードの第一号アーティストとして,このチューブラー・ベルズは世に送り出される事になります.時代を先取りする目という意味で,マイクとリチャードはタッグを組んだと言っても良いのかもしれません.(リチャード・ブランソンは,AppleのThink Differentキャンペーンの中の一人としても,気球に乗って出てきます) このアルバムの大成功は,映画エクソシストのテーマ曲として採用されたという事が一番大きいでしょう.無名のアーティストだったマイクの曲を採用するのを決定したのはフリードキン監督自身であったようです.これが奏功して,アルバムは大ヒットとなります.おそらく多くの人がこの印象的なメロディを聞いたのは「エクソシストのテーマ」としてではないでしょうか.ただ,マイク自身はこの映画のメインテーマとして有名になってしまった事に関しては大いに不満だったようですが,思えばこれが無ければ現在のマイクも,そしてブランソンも無かったでしょうから,やっぱり感謝しなければいけないのでしょうね. ビッグネームになった彼はブランソンのヴァージンレーベルのもと,オマドーン,ハージェストリッジ,プラチナム等の代表作をリリースし,約20年経った1992年に移籍してヴァージンを離れます.そしてリリースしたのが「チューブラー・ベルズ2」.1998年には「チューブラー・ベルズ3」も発表し,2003年には一作目の本作を再レコーディングした「チューブラー・ベルズ2003」までリリースしています.(まだ,これは聞いていないのですが) 時代にあわせた新解釈,変奏などによりチューブラー・ベルズは彼のライフワークのようになっていますが,そのどれもが美しく,聞き込むほどに,どんどん入り込んでいくのは彼の音楽の持つ内面的なパワーのなせる事なのでしょう. 私は,以前プログラマーとして仕事をしている時期,根を詰めて仕事をする時には大抵このアルバムの1と2をヘッドホンで聞きながら没頭していきました.ちょうど集中して一点突破したい時に,この音楽が脳内でエンドルフィンを分泌してくれていたような気がします.この世にMike Oldfieldというアーティストがいてくれて,本当に良かった!! |
macmem.com
運営:(有)青い空 店長:猪川紀夫
info@macmem.com
日本オフィス:〒222-0037 神奈川県横浜市港北区大倉山3-5-11-A
電話/FAX:045-543-0998
■当社はオンラインストアーであり、販売形態は通信販売のみです。
■電話でのお問い合わせは受け付けておりません。メールでのみ対応させて頂きます。
■商品の価格・仕様・発売時期等は、予告なしに変更される場合があります。
■このウエブサイトに掲載されている内容を無断に転載することを禁止します。
■このウエブサイトのリンクは自由ですが、事前にご連絡ください。