GMしらいしが、CD棚からiTunes棚に移した音楽のコラムです。
極私的な内容で、不定期に更新します。


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File No.038
July 2nd 2004

Vangelis
Chariot of Fire
(邦題:炎のランナー)

聖地アテネとギリシャ人ヴァンゲリス

マックメムGMのしらいしです.

1981年の同名映画のサウンドトラックです.
最近聞いてなかったアルバムなのですが,今回聞き直してみました.ひとつかみした理由はもちろん8月に開催されるアテネ・オリンピックの話題がにぎやかになってきた事,そしてアテネで育ったギリシャ人であるヴァンゲリス,そして彼の名を世界的にしたこのオリンピックを舞台とした映画のサウンドトラック.20年以上経って今なお旬な音楽です.

ヴァンゲリスは,世界的イベントにはいまや欠かせない音楽家です.1997年のアテネでの世界陸上では音楽とセレモニーを手がけ,2002年のFIFAワールドカップのテーマ曲は今も皆さんの耳にしっかりと残っている事でしょう.荘厳で深い彼のシンセサイザーサウンドは,名誉や誇りという言葉がよく似合います.国の代表として闘うアスリート達への賛歌は映像とマッチして,私達を感動させてくれました.

映画の中ではスローモーションを多用してのアスリートの筋肉の動き,表情の変化が実に印象的でした.最初からこのスローと音楽作りは仕組まれていたに違いないでしょう.映画全体がゆったりと大きなうねりを持って迫ってきます.良い映画は,あまり余計な事を語らずじっくりと絵と音で魅せてくれますね.この年のアカデミー賞作品賞、脚本賞、そして音楽賞を受賞しています.

それにしても,この音楽,テレビ等のあらゆるところで使われているので,久し振りといっても,しょっちゅう耳にする感じですねえ.これだけスタイルを確立できてる人の音楽だと曲自体はまったく褪せないし,実際サウンド作りも古くささは感じさせません.どんどんヴィンテージものになっていく感じです.

さて,ヴァンゲリスはアテネオリンピックの開会式等も手がけるのでしょうか?(開会式の音楽監督は大抵発表されるのですが,調べたところ特にヴァンゲリス云々の名前はでていません.まあ,いろいろと遅れの目立つ会場整備でもありますし,ぎりぎりになっていろんなサプライズがありそうな気がします.でも,絶対彼がやりますよね.それ以外考えられないですから...

この夏もスポーツ観戦は忙しい!!


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